ビール好きならベルギービール飲んでみて!
どうもJIROです。
だいぶ寒くなってきましたがお鍋が食べたくなる季節になりましたね。
皆さんは何鍋がお好きでしょうか。
私は無限鍋か濃厚味噌とんこつ鍋が大好きです。
ただうちは基本的に鍋の素は買わずに家でオリジナルにして食べているので
濃い味が好きな私の願いは儚く叶わないことが多いです。
そのうちお家鍋についても投稿しようかなと思います。
では今日のテーマです!!
本日は好きのお酒のビールのお話です。
過去、様々な海外行った中で特におすすめしたい"ベルギービール"を紹介していきたいと思います。
ベルギービールの特徴
ベルギービールはとにかく銘柄が多いのも特徴のひとつです
銘柄は約700種類を越え、醸造所は100箇所以上あると言われております。
修道院で作られる"トラピストビール"は珍しいだけでなく、じっくり味わえる絶品ビールです。
ベルギーはまさにビール大国。というよりは歴史が深いのです。
そもそも、ビールへの考え方・飲み方が大きく日本とは異なります。
例えば日本では、「スカッと」「キレ味」「苦味やコク」といったものを"喉越し"で味わって飲む人が多いと思います。「とりあえず生で!」っという感じですよね。
もちろんベルギーにもそういったビールも、飲み方もあるのですが、
簡単にいうとワインに近い感覚で飲んでいる事が多いです。
一緒に食べる料理が
肉・魚でも全然違いますし、肉ならチキン・ビーフ・ポーク、魚なら白身・赤身なのか。
また調理方法(グリル・ボイル・フライなど)によってもビールの種類を選ぶ傾向にあるのです。
またはビールを選んでから、「○○ビールだったら○○を食べよう」となるわけなんです(私だけかもしれませんが・・・笑)
例えば、黒ビールを頼んでいるのにお刺身を食べたいと思いますでしょうか?
・・・そういうことです!笑
発酵方法から違うのがベルギービール
日本国内で主流なのが下面発酵となっておりベルギーでは上面発酵と言われるものが多く見られる。
どのような違いがあるのか。
上面発酵ビール
発酵が進むと麦汁の上部に酵母が浮き上がる性質の酵母を使ったビールです。
発酵温度は約15℃〜20℃くらいで、常温下で短期間で発酵する酵母が使用されています。
ペールエール、スタウト、アルト、ヴァイツェンといったビールが上面発酵酵母を使って醸造されています。
下面発酵ビール
上面発酵のは逆に、発酵が進むにつれタンクの底の方に沈降いていく酵母使って醸造されています。
発酵温度は約10℃となっており、日本のビールのほとんどは下面酵母発酵を使用しています。
長時間かけてゆっくり発酵。熟成を行う為、爽やかで癖のないビールになります。
ラガービールなどがこの代表でもありますが、他にはピルスナー、ミュンヘナーなどと呼ばれております。
自然発酵ビール
これはランビックビールとも言われ、ベルギーではよく見られるビールです。
培養した酵母(菌)を使用せずに、空気中に浮遊している野生酵母や微生物を利用して自然発酵させるベルギーの伝統的なビールなのです
美味しいかどうかの感じ方は人それぞれ異なりますが、発酵温度で特徴があり
「白ワインは冷やして、赤ワインは常温で飲む」と同じように捉えると分かり易いかもしれません。
ビールによってグラスが決まっている
これはまさにベルギーのこだわりと言えるでしょう。
ワインで言うなら、瓶の蓋はキャップではなくコルク栓!!といったところでしょうか笑
香り・舌触り・喉へ流れ込むときのキレ・見た目などが一番楽しめ、ビール個々が持つ個性を特に引き出してくれるのがグラスなのです。
日本でもベルギービール料理店に行くと銘柄によって決まったグラスで出してくれるはずです。
これもワインと似ていて、白・赤・スパークリングでグラスを使い分けるのは、そのワインの魅力を最大限に引き出してくれるからなのです。
瓶詰めが主流のボトルビール
樽や缶でのビールもありますが、ベルギーではほとんどが瓶ビールで流通しています。
瓶詰めビールが流通している理由は大きく2つの理由が挙げられます。
その一つが瓶内二次発酵です。
瓶内ニ次発酵とは、出来上がったビールを瓶詰めする際に少量の糖分と酵母を一緒に加えて栓をし、瓶の中で再び発酵させることで天然の炭酸ガスを生み出すのです。
ワインでは、シャンパンが同様の製法を用いていることで知られております。
これに対して通常の瓶ビールは瓶詰めの際に炭酸ガスを注入します。
瓶内二次発酵は、きめ細かい泡と天然の炭酸ならではの舌触りと喉越しの良さも特徴です。
もう一つは熟成です。
ベルギービールはアルコール度数が高いものが多く熟成に適していると言われています。実際にベルギーのお店だけでなく家庭でも、地下の倉庫や冷蔵庫などでボトルを保管しているようです。
特にベルギービールは熟成させることで瓶内で反応が起こり
様々なフルーツやスパイスといった香りを生み出します。
これは、瓶のフタにあるわずかな隙間から微量の酸素が入り反応を起こしているそうです。
まとめ
ベルギービールの魅力をお伝えしましたが、実際には日本人にとってそこまで馴染みが無いのも事実です。理由としては、国内で買うと大体が1杯1,000円以上と値段が高いことが挙げられます。
であるなら、料理からこだわって特別な日やデートで飲むのはいかがでしょうか。
ムール貝の白ワイン蒸し、ビーフシチュー、揚げ物、といったものとワイン感覚で味わうことをオススメしたいです。
個人的におすすめのベルギービール
「シメイ」はトラピストビールの中で最もよく知られている銘柄です。
元々はクリスマスビールとして造られたビールです。
飲みやすく、香りとコクもしっかりあるので、ベルギービール入門者にはおすすめです
原産地の異なる3種の最高級ホップを使用しています。
苦味が特徴的ではありますが、レモン・柚子・グレープフルーツ・オレンジといった柑橘系の香りと白桃・パイナップルといったフルーティーな香りがあります。
酸味・苦味・甘味が絶妙で、アルコール度数も9.5%と高いです。
濃い味の食事にも良く合います。
女性におすすめで日本でも人気のあるホワイトビールです。
小麦50%/大麦麦芽50%使用しているビール。
オレンジピール、コリアンダーシードが入っており、フルーティーで香り豊か。
あまりクセもないので、白身魚や鶏肉料理にとても合います。
これら以外にも様々なビールがあります。
詳しい方は是非、ランビックビールやトラピストビールなど普段は味わえないビールを楽しんでください。
注意なのが、ベルギービールはアルコール度数が日本の通常のビールよりも高いものが多いです。
7度以上のものが多いのでラベルをチェックし、グイグイ飲まずにじっくり味わってください。
それではまた会いましょう。
"今日が人生で一番若い日"
ビールは飲みたい時に飲むのが一番うまい!!