ポルトガル・スペイン7日間〜モデルコース〜おすすめ5都市巡り

どうも旅行大好きJIROです

実は本日はブログを始めて10回目の投稿となります

以前にポルトガルについての魅力を紹介いたしました
ポルトガルについて

これを読んで少しでも興味を持っていただいた方々に
王道コース且つ絶対に得する!!損しないポルトガルの楽しみ方をお伝えします

7日間コースの概要

日本からポルトガルへは飛行機を利用しヨーロッパを経由して15~20時間ほどかかります。

7日間をまとめるとこんな感じです

  • ポルトガル10都市巡り
  • リスボン1泊〜ポルト1泊〜ナザレ1泊〜リスボン2連泊
  • 世界で最も○○な場所が多数
  • 世界三大巡礼地の1つスペイン/サンティアゴ・デ・コンポステーラ
  • 世界三大酒精強化ワインの1つを味わおう
  • 日本人向けの食事がたくさん
  • リスボンでは1日フリータイムを

この他にもたくさんのポルトガルの魅力を紹介していきます

では、「哀愁/サウダージを感じるポルトガルの旅」へお連れしたいと思います

1日目 日本〜リスボン

両替は日本で済ませておきましょう!

コース日程を決めるのに、次の点に注意しましょう

  1. 月曜日はシーフード料理が食べられない事がある
    ※日曜日市場や漁がお休みの為に、お目当ての魚介類が無い場合がある
  2. レストランが日曜日は休みになるので自由食の日と被らないようにする
  3. クリスマスや祭日をチェック⇨基本ポルトガルでは店舗が閉まる為

それではリスボンに到着した後ですが、
恐らくは時差(ー8時間)があるので、昼間頃に日本を出発すると現地の到着は夜中になると思います。

この日は無理矢理にでも早く寝て時差ボケを治して翌日に備えましょう

2日目 リスボン〜トマール〜コインブラ〜ポルト

リスボン/Lisboa

朝食ビュッフェにて

"エスプレッソ"を飲みながら"エッグタルト"を食べるべし
ヨーロッパでは食後のお口直しにエスプレッソを飲みますので
「郷に入っては郷に従う」
また、最終日にとんでもなく美味しいエッグタルトを食べて欲しいので食べられる機会に口にして食べ比べて欲しいのです。

早速、北上し移動する際はテージョ川を眺めながら、
時折高速道路から見えるコルクの木や、春なら夾竹桃の花を見てトマールへ向かいます

トマール/Tomar

トマールではテンプル騎士団本拠地があったキリスト教修道院へ行きます

テンプル騎士団、そして解散後にキリスト騎士団が結成された時に団長を務めたエンリケ航海王子などにまつわるお話を是非知ってもらいたい

観光の後は、修道院出口にドライフルーツ売りのおばあちゃんがいたら、いちじくを買っておやつ食べながら次の街を目指しましょう。少量なら1〜2€でも買えた気がします

ランチはトマールもしくはコインブラがいいかと

内陸ではお肉料理がオススメ

Carne de Porco à Alentejana(豚肉とアサリの炒め物/アレンテジャーナ風)

山の幸と海の幸、珍しい組み合わせですがコリアンダーとパプリカの粉の隠し味もあってかクセになります
飲み物はビールVinho Verde(ヴィーニョ ヴェルデ/緑のワイン)がオススメ
どちらも、安いので一杯/1〜3€くらい

もちろん食後は"エスプレッソ"を

食後はコインブラ散策でしっかり散策・運動しましょう

コインブラ/Coimbra

第3の都市=学生の都市コインブラとして知られております

実は私が20歳の時、このコインブラに留学していたこともあり
私の第二の故郷でもあり、とても大好きな町でもあります

コインブラでやっておくべきことをまとめました

コインブラ大学には絶対に入場するべき(旅行会社のツアーなら、入場◎のコースを選ぶこと)
図書館の内部が見れるので、バロック様式の金泥細工を目に焼き付けよう
コインブラ大学の学生マントを着た学生を見つけたら一緒に写真を撮る
※可能ならマント着せてもらえればなお良し
Fado ao Centroにて学生ファドFadoを無料で聴く(メディーナ門近くにある)
※団体でないと聞かせてくれないかも。聞けなくても入る価値あり
本場(リスボンなどの)Fadoは女性が歌う事が多いが、ココでは男子学生が歌うFadoで有名
Confeito/コンペイトウ(金平糖)をお土産で購入しよう
※ものすごく美味しいわけではないが、お土産にはオススメです

あとは、坂道の多い街を歩きながら次の都市ポルトを目指しましょう

ポルト

もうポルトに到着すると夜になっていると思いますので夕食のお時間です

ポルトで食事するなら!

バカリャウ ア ブラス/bacalhau à brás(干し鱈の卵とじ)

フランセゼィーニャ/francesinha(ポルト発祥のB級グルメ)

お酒を合わせるならDouro地方の白ワインがオススメ!!

3日目 ポルト〜(スペイン)サンティアゴ・デ・コンポステーラ〜ポルト

サンティアゴ・デ・コンポステーラ

この日は、片道4時間弱かけてスペイン北部ガリシア地方にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラへ行きます。

ここは、キリスト3大巡礼地の一つとして中世の時代から数えられています。

冬のシーズンは雨季なので、巡礼者と会えない可能性も高いのですが
それ以外であれば、恐らく3種の神器【杖(動物・草よけ・支え)・ホタテの貝殻(道導)・ひょうたん(水)】とバックパックを背負った巡礼者の人々に出会える事でしょう。

この日の昼食は是非ともガリシア料理を!
ガリシア風パイ(エンパナーダ/Empanada)
タコのガリシア風(pulpo a la gallega)
ガリシアスープ(Caldo Gallego)
マテ貝(ナバハス/Nabajas) ※オススメ!
アーモンドタルト(Tarta de Santiago)
飲み物はガリシアビール(Estrella Galicia)

食後は散策!!
このまちでの見どころをまとめました

アラメダ公園に行き、二人のマリア像を見る(のではなく遠くから大聖堂を眺める事)
※この街の過去の有名人の石像です
免罪の門を見る
大聖堂内に入り、ボタフメイロ(実物)見て、聖人ヤコブのお墓を見た後は像を後ろから抱きしめる
パラドールでカフェブレイクをして、綺麗なお手洗いを使う
街の巡礼者に話しかけ、一緒に写真を撮る
お土産屋の試食を食べ尽くす
※横を通るだけで試食を勧められます

では散策も終えましたらポルトへ帰りましょう。

ちなみにポルトガルとスペインでは1時間の時差が発生しているので、時間の確認を気をつけましょう。

ポルト

ポルトに帰ってきたら、この日はcais da riveiraという道路側沿いのエリアまでいきましょう。
時間があれば、ドン・ルイス一世橋と歴史遺産の夜景を楽しみながら魚介類の夕食を味わってみてください。

この日のおすすめ料理は!!
シーフードリゾット(Arroz con mariscos)
タコのグリル(Polvo à lagareiro)
vinho branco ou verde(白ワインか緑ワイン)

時間に余裕があればスペーマーケットでお買い物に出かけてみると良いでしょう
日曜日は閉まっている事が多いので注意です。
スーパーマーケットの買い物の仕方などはまた別の投稿でご紹介致しますね。

4日目 ポルト〜ファティマ〜ナザレ

ポルト

午前中はポルトの観光をオススメします
お店や建物の開館時間までは散策からスタートすると良いでしょう

ドン・ルイス一世橋(エッフェルさんのお弟子さんのテオフィロ・セイリグし設計)
・珍しい鉄橋2階建設計
・橋の上を歩いてポルトを一望しよう
・諸説)魔女の宅急便の世界観のインスピレーションを受けたと言われている

大聖堂
・ドンルイス一世橋の近くに位置している

サン・ベント駅
・世界で最も美しい駅の一つとして選ばれた事がある
・約2万枚のアズレージョ

  1. ポルトの生活
  2. エンリケ航海王子の「セウタの攻略」
  3. ジョアン1世(エンリケ航海王子の父)の「ポルト入城」
  4. 「アルコス・デ・ヴァルデヴェスの激戦」 レオン王国とポルトカーレ伯爵アフォンソ・エンリケス(後のポルトガル初代王)の戦い。この後1143年にポルトガル建国
  5. エガス・モニス(エンリケスの教育係)がレオン国王へ家族を紹介し謁見している様子

サンフランシスコ教会
・バロック様式・金泥細工の最高傑作を見る事ができる
・16世紀末に長崎で殉教した「長崎26聖人」と関係する彫刻がある
※26聖人のうちの8名のフランシスコ会の方々の貼り付けされている様子が残されている

ポートワイン醸造所見学
・世界三代酒精強化ワインの一つ
・お酒が好きな方にオススメ

レロ書店
・イギリスのガーディン紙で「世界で最も美しい書店」で紹介され第3位となった書店
・ハリーポッター作者で有名なJ.Kローリング氏がインスピレーションを受けたと言われている
※ホグワーツ学校内の動く階段のシーン

まだまだ時間のある人は、「自由広場にある鷲が目印のマクドナルド=世界で最も美しいマクドナルド」「カイス・ダ・リベイラからのDouro地区へいくショートクルーズツアー」「サンタ・カタリーナ通りでショッピング」など見所たくさんです

街全体が歴史地区として世界遺産に登録されており、魅力たっぷりのポルトガル第二の都市となっています

ファティマ

この街は、聖母マリア様が出現したという奇跡の話で有名な巡礼地となっております
「ファティマの奇跡」という"1917年5月13日に聖母マリアが3人の子供の前に出現した"という物語は事前に学んでから観光するようにしましょう

この街の見所

・コルクの木が間近で見れる
・ベルリンの壁の一部(平和の象徴として贈呈されたもの)
・バジリカの中に3人の子供だった方々のお墓を見る事が出来る

ナザレ

この町は2つのエリア"プライア地区”と”シティオ地区”に分かれています。
まずはシティオ地区にいき、展望台へ行きましょう。

ここからはナザレの町全体と大西洋の景色を見渡す事ができます
個人的には一番好きな景色でもありますので、日が落ちてしまったら翌朝いくと良いでしょう。

この日の夕食ですが、間違いなくお魚がオススメです

イワシの炭火焼き(サルディーニャ アサーダ/Sardinha assada)
シーフードスープ/Sopa de Marisco

レストランで迷っていたらSão Miguelなら目立つのですぐに入れると思います。
日本人がよく来るので、日本語メニューも醤油もあります!

この町はお店も少なく、夜は観光できるところもないので翌日に備えて早めに寝て翌朝早起きすると良いでしょう。

5日目 ナザレ〜カルダス・ダ・ライーニャ〜オビドス〜ロカ岬〜リスボン

早起きしたら、大西洋沿いをお散歩しましょう

気持ちの良い風と朝日を浴びたら、住人にBom dia(ボン ディーア)/「おはよう」と声をかけましょう。

旅行は、人々の生活を味わい交流できことも醍醐味だと考えています。

カルダス・ダ・ライーニャ

ここでは朝市が開かれているレプブリカ広場まで歩きましょう

特に買うものがない方はその辺の喫茶店でコーヒーを頼むとお菓子がついてきます
beijinhos(ベイジーニョス)と言われる小さなお菓子で、シュークリームの生地のようなお菓子。
工場がこの辺りにあり有名なお菓子で、安いのでお土産にもオススメです。

「王妃の湯治場」ということで鉱泉温泉・鉱泉病院などで有名な町なので
途中、鉱泉病院やその近くのドン・カルロス1世広場を散策しても良いかと思います!

オビドス

到着したらインフォメーションセンターで日本語MAPをもらいましょう

歩き方は人それぞれですが、私なりの王道コースをご紹介

町の入口門

メインストリートを直進しながら突き当たりまで歩く(お店を見ながら、でお寄り道は無し)

お城(Castelo de Obidos)まで行き振り返るとオビドスを一望できる

メインストリートを帰りながら、《サンタ・マリア教会、お土産屋、チョコレート屋さん(パン・デ・ロー=カステラの原型)、Ginja(サクランボの果実酒)をチョコカップで飲む》としているとお昼ご飯のお時間になると思います。

この日はランチはワインかビールでも飲みながら軽めに済ませても良いかもです!
(すでにおやつを食べているなら尚更ですね)

ロカ岬

ユーラシア大陸最西端の地。

オススメポイント!!

詩人ルイス・デ・カモンイスの石碑「ここに地果て、海始まる」まで行こう!最西端はこの辺りですので来た意味がなくなります笑

絵葉書と切手を事前に準備してポストで日本へ送ろう〜

最西端への到着証明書が欲しい人はインフォメーションセンターで有料で発行できます

リスボン

ようやく首都に帰ってきました

この日の夜ご飯はタコリゾット(Arroz de polvo)がオススメです。

日本と全然違うタコをご賞味ください。
しかし、外国でタコ料理を食べることって実はとても珍しいのです。

日本とポルトガル、どちらのタコがお好きかは人それぞれかな〜とは思いますが。

もしも元気のある方は、夜にFadoを聞きに行くのも良いでしょう。
6日目でもいけますが、人気店は予約が必要なのでお気をつけくださいませ。

6日目 リスボン

この日は1日リスボン観光が良いでしょう

もし興味のある人は、シントラやアズレージョ工場などに行くことも可能です

ではオススメ観光箇所のご紹介です

ジェロニモス修道院
※無料の教会内、有料の修道院とありますが混んでなければ修道院の中もオススメです

ベレンの塔
※スリに注意です

Pastéis de Belém(パステイス・デ・ベレン)
ポルトガルで一番美味しいエッグタルトのお店。
焼きたてが食べれるのは旅行者の特権!!
エスプレッソかgalão(ガラォン)/ミルク多めのカフェオレと一緒にどうぞ

乗り物巡り
トラム/ケーブルカー/エレベーター/メトロ/バス
実は全て1Dayパスで乗り放題です
※どれもスリに注意

スーパーで最後の買い物をしよう
ワイン・オリーブオイルなど重たいものはこの辺りで一気に購入を

夜ご飯はお好きなお店をリサーチしていきましょう

個人的に好きなお店を紹介します
5 Oceans

7日目 帰国

さぁ最終日=帰国日です。

リスボンの空港内でも買い物はできます。

サッカー関連やワイン・コルク製品など大体揃っているのでここでも買い物はできます。

Tax Refundが必要な人はシェンゲン協定国経由であれば経由地で手続きを忘れないようにしよう


 

今回はモデルコースの紹介でしたが、もっと細かくお伝えしたい箇所は改めて記事にして投稿したいと思います。

ポルトガルのツアーに参加する人、個人で旅行する方から添乗員さんも参考になる情報かと思います。気になるところなどがあればぜひコメント投稿をお願いいたします。

 

最後まで読んでくれた方ありがとうございました。

"今日が人生で一番若い日"

ではまた会いましょう〜

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