おすすめ旅行先【シリーズ1〜ポルトガル〜】
ポルトガルの魅力
どうもJIROです!
私が20歳の時、ポルトガルのコインブラという町に半年間留学をし、その後は旅行の添乗員としてポルトガルへ30回以上は仕事で訪れたことがあります。
そういった過去の経験を活かし
今日はポルトガルの魅力に関してご紹介したいと思います。
日本国の暮らしと実は共通点が多く、女子旅に大人気の国として大注目されている国の一つです。
是非、興味ある方やこれから旅行を考えている方は見ていただけると嬉しいです。
特徴
ヨーロッパ・イベリア半島に位置している共和制国家の国です。またスペインの隣国であり大西洋に面した国となっていて、ユーラシア大陸最西端の国となっております。
面積は日本の約4分の1の中で、約1,000万人の人々が暮らしています。
人々の性格もヨーロッパの中では控えめでおとなしいといったイメージ。日本とも共通点を感じる国として特徴をお伝えしていきたいと思います。
四季がある
ポルトガルにはきちんと四季があり、春夏秋冬の時期は日本とほぼ同じ。
しかしながら、国が縦長なので南〜北の地域ごとに気候も異なります。
南は地中海性気候に属し年間を通して雨量が少なく、中部・北部は冬が雨季となりますが、暖流のメキシコ湾流や偏西風の関係もあり、年間通して比較的温暖且つ湿気がないので日本よりも過ごしやすい国だと思います。
ポルトガルはサマータイムを採用しており、3月の最終日曜日〜10月の最終日曜日までは時計を1時間進めて生活をします。
通常日本との時差は-9時間ですがサマータイムの期間は時差が-8時間となります。
この期間の夏の時期になると21時頃に暗くなったりするため、夜遅くまで活動する人々が増える季節でもあるのです。
ここで簡単にそれぞれのシーズンを私独断で評価してみたいと思います
4月
お花が咲きだし気持ちの良い季節。
聖週間祭 (Festas da Semana Santa)があり、イエスキリストの復活をお祝いする為、各地で賑わいがある
5月
気候が暖かくなる頃で観光シーズンが始まるのがこの辺りから
GWが始まる事もあり、日本人の観光客が増えてくる
(私が留学していた)コインブラ_一大イベントの「リボン焼き祭」の開催
※卒業パーティーを数日間寝ずにお祝いします
コインブラ_リボン焼き祭
Fatima_聖母出現祭
※"ファティマの奇跡"を祝った祝日
6月
個人的には1番のお勧め時期☆
リスボン_イワシ祭り(聖アントニオ祭)
※イワシ解禁を祝い、夜通しイワシの臭いとワインを口にし、光とパレードの音に包まれ賑やかになります
ポルト_聖ジョアン祭
※守護聖人の生誕祝い、ここでもイワシとワインが欠かせないお祭りが開催されます
7月
トマール_タブレイロスのお祭り(4年に1度の開催)
※タブレイロス=お盆を意味。15世紀にスペインから嫁いだイザベラ王妃が創立した修道院が町の貧しい人々にパンやワインを配ったことに由来
アゲダ_アンブレラ・スカイ・プロジェクト(7〜9月にかけて開催)
※女子旅に大人気!!街中が色とりどりに
8月
日が出ている時間が長い
ほとんど雨が降らない為、旅行会社のツアーに参加する時期としてもお勧め
9月
ワインの収穫祭などが各地で開かれ、夜遅くまで賑やか
少し、気温も控えめになり過ごしやすい
10月
観光シーズンとしてはギリギリ、といった時期
学生の始業式が9月になるので、特に大きな大学があるポルトやコインブラでは新入生歓迎会などで賑やかな時期
紅葉シーズンが始まる頃
11月
サマータイムが終わるため、日が短くなり飲食店などの営業時間も大幅に縮小される
この辺りから観光シーズンではなくなるが、その代わりツアー代金も安くなる可能性がある。10日間10万円のコースを見たことがありますね。
栗の季節
街歩きの中で焼き栗などが買えるようになる
※マルヴァオンでFeira da Castanha(栗祭り)もこの時期に開催される
12月
ヨーロッパといえば、クリスマスマーケットが開催される。
しかしポルトガルではそこまで盛り上がらないのと、むしろクリスマスになると人々は恋人と出かけるのではなく、家族と家で過ごすので、お店が閉まり閑散とする。つまり、この時期の観光もあまりお勧めはしない
1月
日本ほど寒くはなく、花粉症の方は良いかもしれません。しかし、ポルトガルにも杉の木やユーカリの木がたくさんあり新たな花粉症にかかってしまうと結構きつい・・・
特にイベントなどはなく、イワシも食べれない可能性が高い。レストランで食べれても冷凍物。
ツアー代金は安いがお勧めの時期ではない
2月
1月と同様のシーズン
3月
春の暖かさが戻ってきてイベントなども増えてくる
オビドス_チョコレートフェスティバル
※街中に露店が並びとても華やかになる
3月末は注意
パシュコア(Pascoa)と呼ばれるイースター(復活祭)、サマータイムが始まる時期なので、しっかりと調べてから旅行しよう
以上が年間通してのイベントや特徴になります。
シーズンはあるものの、ポルトガルはスペインが隣国なので2カ国観光などにすると冬の時期でも有意義且つ安く旅行が可能になります
しかしながら、お勧めは6〜8月です!
イワシを食べて1日中たっぷり観光して、カラッとした気持ちのよいお天気の中で過ごせるベストシーズンとなります
ポルトガル食の魅力〜日本人に合う食生活〜
魚介の消費量がヨーロッパで最も多い国
大西洋、そして地中海と大きな川と関係が深い事もありお魚はよく食べられております。
有名なのが、塩干しタラ(バカリャウ=Bacalhau)、イワシ、柔らかめのタコ、マテ貝(北の地方でよく食べられる)
どれも日本人にはとても食べやすくお勧めしたい。
料理名を言うとすると
Saldinhas assadas(イワシの炭火焼き)
Arroz de marisco(魚介リゾット)
Sopa de marisco(魚介スープ)
Polvo grelhado(タコのグリル焼き)
ポルトガルのスイーツもお勧め
リスボンのジェロニモス修道院近くにあるお店「Pastéis de Belém」のエッグタルトがお勧め
色んなお店があるが、絶対にここのを食べるべき。
他のスイーツも有名なものはあるが、どれも甘ったるく味が一緒に感じてしまう(笑)
お魚ではなくお肉というのもお勧めはしません。
お勧めのお土産
アズレージョ(装飾タイル) 鍋敷きなどは持ち帰りやすく、さまざまなデザインがあり喜ばれるお土産の大人気の一つです 町の中でも至るところにアズレージョが見れますので是非みて写真を撮って観光すると良いでしょう
缶詰 実は缶詰はスーパーでも買えるお手軽なお土産 デザインも豊富で女性へのお土産でも、またおつまみとしてもいけます お勧めはマテ貝(北の地方/ナバーリャ=Navalha)(南の地方/リンゲリャオン=Linguerão)
ワイン 安くて美味しいワインがたくさんあります。 毎回、免税ギリギリの本数を買って帰ってきました。 緑のワイン(ヴィーニョ ヴェルデ=vinho verde) 赤・白も地方ごとのワインを購入してみると良いでしょう
サッカーグッズ ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド選手の母国です。 お子様でサッカー好きなら喜ばれるかもしれませんね。
コルク製品 これは女性にお勧め!!最近日本のおしゃれなお店でも良く見かける機会はありますよね。 正直日本で買うとコルク製品は高いです。 しかし、コルクの生産量が世界1位のポルトガルですと意外と安く買えますし、税金の還付手続きでさらにお安く買えるかもしれません。 財布・カード入れ・靴・帽子などがあります。 防水性・殺菌作用・伸縮性・長持ちもしますので是非お店でみてください
《その他》 石鹸(シャボン=Sabão) 刺繍物 各地のビール(破裂すると大変なので現地で飲んだほうがいいかも) 金平糖(Confeito) オリーブオイル 蜂蜜(ユーカリの木の蜂蜜)
これだけみてもポルトガルって意外とたくさんお土産に買えそうなものはあるんです。その他は観光雑誌などでもチェックいただけるといいでしょう
以上、ポルトガルに関して少しだけご紹介してみました。
歴史を見ても、中世の時代に大航海時代に栄えた国として有名です。
色んな国との繋がりが見え、その中で日本ともとても関係の深い国でもあります。いくつかヨーロッパ観光をした方、海外旅行初級者の方にも好かれる国となっています。
お隣の「情熱の国:スペイン」は近いが国民性も全く異なり、もし時間があるなら2カ国周遊観光を是非お勧めします。
早く、コロナが収まり安全に旅行に行ける日を待ちましょう。
「今日が人生で一番若い日!!」
それではまた会いましょう